バンドT

札幌で活動するfoolsfestaというバンドのTシャツ。
かつてのサークルの後輩に頼まれて制作。



こういうものに手をつけるのは初めてだがむずい。
条件はロゴと帽子の絵とツートーンの市松模様を入れる事。


ド派手にしてしまえばいろんな要素をつっこめるしごまかしもきくんだけど、
メンバーである依頼人の引退に際して制作するということなので第3者の自分が主張しすぎることもしたくない。
シンプルにしようとすると繊細な美的センスが問われるし、
そもそも服のデザインのオーダーというか、着た時のバランスとか他の物との合わせ易さとかさっぱりわからない。
さらに引退するメンバーの想いというところをささやかに主張するような、とか考えだすと何がなんだか。
で結局無難なかんじに。


それでもちょっとしたごまかしで入れたのがガイコツ。
黄金バットと黄金ハットである。
無理に意味付けするならば2toneスカのポリシーになんとなく則ってる。
ちなみに前回の日記に書いたあとでわかったけど、人種差別に対する問題意識は70年代の2toneスカ以降らしい。
よくわからないことを書くものじゃないな。


それとやはりグラフィックデザイナーの人はすごいと思った。
瞬発的なコミュニケーションって簡単にいうけどすごい難しい事だ。
名のあるデザイナーの広告のデザインのわかり易さとか印象深さはやはり桁違いだ。


自分もこの先建築設計をやるならクライアントとのコミュニケーションツールとして紙媒体や映像は使うだろうし、
もし鮮やかにそういうのができれば役に立つだろう。
ますます興味がわく。
でも就活しなきゃ。
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