portfolio-09-小学校

タイトル画像変更。
テーマは愛です。


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古い友人たちと飲んだ。
約4年間積もった不幸話や幸せな話を、以前のように全部下ネタを交えながら話した。
一度疎遠になった友人と繋がりを保つのは無精ゆえに苦手な方だが改めてこの手の事は大事なんだと実感しました。
癒されたというのが安っぽいような謎な満たされた感覚が。
大体の人にとっては当たり前のことなんだろうな。
苦手と言って目を背けてる部分にじつは重要なことがあるっぽい。
また野球とサッカーの勉強しようかな。しないだろうな。


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3年生、小学校を設計せよの課題。


やはり無精ゆえに細かな諸室の関係性や動線の計画などを考えるのが面倒だった。
細かい事情の積み上げで芯のぼやけた建築よりも単純明快な構成で単純明快な空間の方がいいと思っていた。
ちょっと腰掛ける場所よりも高く突き抜ける天井が欲しかった。
両方やれば良かったのに。
東京カテドラル以外にいいと思える建築に出会っておらず、そこから呪縛を受けていたのかもしれない。


構成は極端に単純で、中央部に幅15m長さ40mもあるスペースを取って、それに全ての教室が開き面するようになっている。
15mをはさんで向かい合う教室同士に同じような属性を持たせる。1年CR-2年CR、理科室-家庭科室といった具合に。
そうすると40mの奥行きが何本かの帯状のゾーンに切り分かれる。
自分の地元にあるアーケード商店街のようなイメージだった。


前回の住宅で形態をパクることにむなしさを感じていたため、今度はコンセプトをパクることにした。
OMAのラ・ヴィレット公園コンペ案は帯状のゾーニングを貫くように直行した動線があり、
移動する事で次々違う体験ができるようになっている。
小学校時代にはそれぞれの子供が興味を持った事について体験できる事が大事だと思っていたのでこれを真似した。


建築に内部を移動できる軸線を導入する時に建築形態で切り分けずアクティビティで切り分けるというこの方法は一旦蓋をしたが卒業設計でまた息を吹き返すことになる。


あとあまりに内向的な構成になる懸念があったので、建物を隣地側によせて道路側に空地を取り
外側にも帯状の構成がはみ出るようにした。


ちなみに担当教員からは「小学校なんてこれでいいじゃん、っていう楽観的な提案だ」と評価された。
いかにもその通りで、後に入社試験の即日設計で痛い目を見る事になるわけだが。


この演習中にまた別な人に嫌味されたのをねちねちと覚えてる。
うーん。さすがに3年前だしあの人も変わっただろうか。



独裁者 [DVD]

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全然関係ないけど友人たちと映画の話題になったので。
あんま見ないけど…。独裁者はかっこよすぎるなぁ。ベタだけど。
夏休みを利用してまた映画をたくさん見よう。