50cc奥の細道⑤酒田市〜秋田とまとめ

そろそろ疲れて来ているなか宿泊地の酒田駅へ戻る。



・古い米の蔵が保存されてショップなどに使われている。
・駅から歩いてちょっとかかるためか人はいない。
・このたくさんあるのが全部転用されているのかと思いきやなんとほとんどが現役の米倉庫だそうじゃないか。
・それだけにショップやギャラリーのボリュームはそれほどでもなし。いいんだか悪いんだか。



・山形と秋田の県境の観光道路、鳥海ハイラインを通っていく。
・朝から雨で死ぬほどげんなりするが雲霧がいい雰囲気を出している。車も少ないし。

・きりたんぽを食べ最後の日の朝。写真は秋田市ポートタワーだが快晴の空にあさやけを映してきれいだった。
・客の入りが悪く無駄な公共事業の代名詞とかいわれてるようだ。鳥海ハイラインもそうだろうか。


50ccで苫小牧札幌間の夜間運転はなかなか恐かったが無事に到着。
満喫しました東北。


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特別な目的を設けず、学生最後の年だからなんか学生っぽいことをしようという意思のみで行って来た旅行である。
頭の中では社会に出て働くことを楽しみにしているし適応できる人間になろうという焦りがある一方で、
日々の生活の中でひたすらに「社会人ごっこ」を演じようとすることへの疑問もある。


左記プロフィールにも大学6年生社会人0年生とあるが、そんな曖昧な状況下でどこかバランスを取ろうとして
行くことに決めた旅行だった。
バランスを取るのは難しく、状況判断的なものが苦手であるためやはり踏み外したところはある。



旅行一般の意味という物を考えたりもするがなかなか出ない。
見聞を広めるために若者は旅行すべきと安藤忠雄の本とかゲバラの伝記映画とか脇さんのブログとか見てて言われたり思ったりするが当然のごとく実感は無く。(東北はちょっと近すぎたかもしれない。)


そして旅で何が得られたか考える事は野暮だと思うし、
今は単なる記録に留めいずれ見返した時に考えるとしよう。


夜間飛行 (新潮文庫)

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